2012.08.16(木) | 池の平 | 浅間連峰 |
ぼんやりしていると月日だけがどんどん過ぎてゆく。天気はよさそうなので安全パイの池の平へ行く。何時もどおり寝坊し放題で出掛けたので地蔵峠に着いたのは11時過ぎ。コンビニにも寄らず地蔵峠のレストランのラーメンで早お昼。裏のスキー場のヤナギランの様子を見て池の平に向かったので、歩き始めたのは12時を回っていた。 |
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池の平 |
丘の上へ | マルハダケブキとクジャクチョウ |
夏の池の平は外れのない花の散歩道。もうコマクサやシモツケソウ、グンナイフウロ、クガイソウなどは終わっているが、代わりにヤナギラン、マルバダケブキ、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ノアザミなどが咲いている。昨年歩いた反時計回りが歩きやすかったので、同じ道をたどりまず丘に登る。 |
クジャクチョウは羽を開いて止まるのが普通かと思っていたら、ほとんど立てて止まる。羽をひらかないと真っ黒で地味な蝶だよ。 | ||
マツムシソウとクジャクチョウ |
登り道は人の背丈より大きなシシウドの白い花が我が物顔で咲き誇っている。そしてヤナギラン、マツムシソウ、ワレモコウがいいね。 |
マツムシソウ | ワレモコウとマツムシソウ |
ヤナギラン | ヤナギラン |
ヤナギランは地蔵峠から咲いているが、池の平の丘の上までかなり標高差があるので何処かでぴったりと思っていたら、ほぼ山頂付近が一番良かった。地蔵峠のスキー場は沢山咲いているが、かっての華やかなヤナギランの群落はもう望めないかな。 |
ヤナギランと高峰高原 黒斑山の上にちょっと浅間山 |
アザミの花にもぐり込むミツバチ |
丘の上に登ると池の平の湿原と周囲の山々の展望がいい。 | ||
湿原の外れ(放開口)と高峰山 ヤナギランとオンタデ |
丘の頂付近にはオンタデの群落がある。家を出る時は快晴だったが、佐久あたりから浅間山が見えるようになる頃には山に積雲が付き、徐々に広がり始めていた。この頃になるとかなり頻繁に太陽を隠すまでに積雲が増えていた。 |
水の塔、籠の登、西籠の登山 | 忠治の岩屋、鏡池付近 |
森の中のミヤマハンショウズル。昨年は7月で今年より一カ月早く来たが、その時ミヤマハンショウズルの花は終わってしまっていて、長いひげの生えた緑の種子が育っていた。今年はどんな実が出来ているのか楽しみに行ったが、蔓は立派になっていたがそれらしきものは付いていなかった。 | ||
ミヤマハンショウズルとトンボ |
見晴岳の外れから、お馴染みの湯の丸山と烏帽子岳、四阿山と根子岳が見える。北アルプスは小さな積雲の連なりに隠されて見えなかった。 | ||
湯の丸山と烏帽子岳 |
ベニヒカゲ | 四阿山と根子岳 |
ベニヒカゲは人の汗を吸いに来ることがあるそうだ。山頂ではキアゲハが縄張りを競っていて、トンボがたくさん飛んでいる。コキンレイカにイワヨモギ、アキノキリンソウなど黄色い花が目立っている。中学生か高校生くらいの初々しい山ガール三人組が烏帽子岳の山頂直下の登りについて話している。若いっていいなあ。 |
イワヨモギ | ナデシコ |
ウメバチソウ | 鏡池 |
鏡池に下って一休み。後はほぼ平らな木道を歩いて池の平の湿原を一回り。野の花と蝶があふれる楽しい散歩道だよ。ナデシコが沢山咲いているが、この花は痛み易いのかこれが完全な形と言えるような花には、、なかなかお目にかかれないね。高峰山の向こうに巨大な積乱雲が発達してきている。あまりゆっくりはできないかな。 |
池の平の木道 | マルバダケブキとヒョウモンチョウ |
最後の長い登り道を登って駐車場に帰着。流石に駐車場はガラガラで、料金徴収係のおじさんも手持無沙汰そうに入口のいすに座っていた。 |
ヨツバヒヨドリとヒメキマダラヒカゲ | マルバダケブキ |
先月北アルプスの岩場の通過では首から下げた一眼レフが邪魔で、サブカメラがほしくなったのだが、一眼レフも買ったばかりで又サブカメラもとは大蔵大臣の前では言い出しにくく、前使っていたコンデジ(CCDの汚れが目立っていた。)を修理に出してみた。ヤマダのカメラの一般の修理は定額制(約一万円)で、その範囲内で出来るならと条件を付けて依頼したら先日修理が終わって戻って来た。今回の写真はその試写になる。気になっていた点はすっきりして言うことはないが、このカメラはもうすでに購入から4年半経過していて13000枚以上の写真を撮っている。後何枚撮れるのだろう。 |