2012.05.12(土) | 花の都公園と三国山 | 山中湖畔 |
息子の招待で山中湖へ遊びに行く。息子と嫁さんの両方の母親に母の日のプレゼントだそうだ。「ばあさんや、よかったね」。一日目は現地集合で勝手に行くことになったので、我々は花の都公園を散歩してお花を見て、車で登れる富士山の展望台、パノラマ台から、僅か30分で登れる明神山へ登るつもりだった。 |
コース:三国峠14:30→三国山14:55→三国峠15:15 三国峠には3、4台分の駐車スペースがある。 高崎から山中湖まで高速がつながっているが、それでも前橋の家から山中湖の花の都公園まで、休憩を入れて2時間半かかった。 |
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三国山山頂 |
花の都公園 |
チューリップの向こうに富士山がデンと見えるはずだったのに、まあ運のいい時もあるし悪い時もあるさ。 駐車場は道の向かいの有料駐車場。花の都公園も有料。ただしチューリップと富士山の風景を楽しむだけなら、公園に入らなくても駐車場との間が広いチューリップ畑になっている。ただしチューリップは今日明日辺りが限界かな。 |
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チューリップと富士山 |
花の都公園にはクマガイソウの群落があって、5月中旬から見られるという。「10日過ぎれば中旬だよね。」ということで楽しみに出かけた。 ところが公園の中にそれらしいところは何処にもない。芝の貼り替えをやっていた職員らしいおじさんに聞いたら、「16日からツアーが始まるよ」と言う。 今日12日だから16日から見られるなら、今だって1本や2本咲いてるかもしれないし、折角遠くから来たんだから、ツボミだって、群落の様子だって見てみたいよね。それにツアーってなに?。 おじさんの話だと、クマガイソウは今、山の中でイノシシやシカに食べられないように、厳重に電気柵で守られているんだそうだ。(もちろん人間からもね)。 「ここにも無いことはないよ。」と案内してくれたところには、2、3株のクマガイソウの葉っぱだけがあった。残念なことって続くもんだね。 |
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クマガイソウ |
じゃあ上の写真は何かって?、公園の中心施設、ドーム(温室)の中にあったポスターの写真だよ。まあちょっとは見て来たような感じがするじゃないか。 |
いろいろなお楽しみの中をたくさん歩けた。どんなお楽しみがあるかはどうぞweb検索で。ランの花の写真はやめにして花の写真2枚だけ貼っとくね。 |
ネモフィラ | アジサイ |
三国山 湖畔で年寄りの定番ほうとうを食べて、やっとパノラマ台に行ってみる。富士山が見えないのは分っているからあまり気がのらない。ところが着いてみると駐車場は車で一杯、道にあふれていて駐車することもUターンすることも出来ない。登山姿の人達がたくさん明神山から下りてくるし、車道を歩いている。 |
そのままUターンする場所を探しながら三国峠まで走ってしまった。三国峠には数台止められるスペースがあって、そこに駐車する。三国山側から登山者のグループが何人も下りてくる。あんなに人が歩くところなら、悪いところではないだろうと急遽予定変更。空身で三国山山頂に向かう。ガイドには、登り25分と書いてある。 | ||
三国山の登山道の様子 |
山頂です。お疲れ様。 | サンリンソウ? |
新緑のブナ林が山頂まで続いている。小さくて目立たないサンリンソウの花がずっと咲いている。すぐ山頂と思っているせいか結構きつい。妻がひいひい言いながらゆっくり登って来た。広くてなだらかな山頂だがブナ林に囲まれて展望はほとんどない。縦走コースの突端らしいがまあ一つ登って満足。山歩きには遅い時間だから山では誰にも会わなかった。すぐに下る。 あとは、湖畔で孫たちや息子の嫁さんのご両親と合流して、息子の会社の保養所で楽しい時間を過ごし、ゆっくり休む。 |
次の日 やはり幸運にも恵まれる。一生分の富士山。 一日目も山日記は付け足しで、二日目は単なる行楽で最早山日記の体をなしていない。そのおつもりで。 |
朝起きると、空は真っ青。朝食前に嫁さんのご両親と孫と一緒に富士山を見に行く。まさに思い描いた通りの富士山に出会えた。 | ||
チューリップと富士山 |
これを見てから帰って朝食。 | ||
山中湖畔の富士山 |
朝食後、3家族でパノラマ台に向かう。もう駐車場は一杯だが、とびきりの富士山と山中湖と南アルプスのパノラマが待っていた。 坂東三十三観音の神奈川の寺巡りに向かう嫁さんのご両親とはここでお別れ。 |
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パノラマ台からの富士山 |
山中湖と南アルプス (右から北岳、間ノ岳、農鳥岳) |
忍野八海からの富士山 |
久しぶりに息子達と忍野八海を巡り、森の中の水族館に遊ぶ。森の中の水族館はぐんま昆虫の森と同じで、中心施設のほかに広い森や遊園地に囲まれている。下の孫は結局滑り台が一番楽しかったようだ。 | ||
森の中の水族館 |
道の駅・富士吉田でランチ。息子達とはここでお別れ。妻は自家製ビールの1L缶をお土産に買い込んで嬉しそう。河口湖ICまでが結構渋滞、小仏トンネルの前がまた渋滞だったが、4時半くらいには何とか無事前橋に帰り着いた。坂東33観音巡りの嫁さんのご両親も明るいうちに元気に帰着。ランチの後富士山レーダードーム館でも遊んで来た息子達も、小仏トンネルの渋滞に巻き込まれたらしいが、無事に帰着したようだ。 |