2012.01.06(金) | 地蔵岳 | 赤城山 |
今、赤城道路は上毛三山パノラマ街道というらしい。何時ものペースで今日はいい天気だから、12月に登りそこねた長七郎から地蔵岳あたりを歩いてこようと出かける。一杯清水を過ぎたあたりから地蔵岳山頂の霧氷が真っ白に輝いているのが見える。間に合いそうだよ。急ぎたいけど路面はツルツル。 |
コース:八丁峠駐車場11:10→地蔵岳山頂11:55-12:40→八丁峠駐車場13:15 (所要時間2時間05分) 赤城道路側からの道は八丁峠駐車場まで除雪されている。八丁峠から先は通行止め。 |
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地蔵岳(赤城道路から) |
新坂峠を越えて大沼に下る辺りから正面に見える黒檜山は霧氷で下まで真っ白。うわ〜黒檜山に登りたい。だけどそのつもりで来てないし、もう11時だよ。(冬の黒檜山はもう登るのよそうと言うことになっている)。 | ||
黒檜山 |
おとなしく八丁峠の駐車場に車を入れて支度する。他に2台車が入っていて、1台はもう同年輩の男性が帰り支度をしている。そう言えば小沼の駐車場も1台だけ。下の箕輪の駐車場も3台程度で、流石にまだ松の内、好天でも雪の山を歩こうという人は少ないらしい。 | ||
八丁峠駐車場登山口 |
雪は乾燥していて、凍りついていないから歩きやすい。でも板の階段の隙間を踏み抜くと厄介だから注意して歩く。 | ||
ずっと階段を登る |
地蔵岳の尾根 | 霧氷が待ってるよ。 |
快晴無風、途中で富士山も見えたよ。 だけど先月見えた筑波山もスカイツリーも見えない。運よく全部見えるというのはなかなか難しいね。 |
木の下の霧氷を撮っていたら頭上を悠々とトビが飛んでいた。 |
消えて行く霧氷に追い付いたけれど、日当たりのいい木の上はみんな溶けてしまっている。日陰だった潅木の霧氷などを撮っていたら、頭上を悠々とトビが飛んでいる。何時も明るい空をバックに黒っぽい影しか見えないのに、今日は山の雪がレフ板の代わりをして、まるで違う鳥のようにきれいに見える。 |
ここまで登ると一息。霧氷もきれい。しかしやはり快晴無風の昼時だから、微塵も厳しさや切れ味を感じさせない霧氷だね。我等の冬山には似合っている。 | ||
小沼と長七郎岳の尾根 |
霧氷のきれいなところでポーズ |
山頂に抜ける。誰もいない二人だけの世界。何時もの黒檜山の写真を撮って一息つく。写真を撮りまくりながら我々の足でもわずか45分の冬山、公園を歩くのと変わらないが、やはり展望のきく快晴の山頂はいいなあ。久しぶりに山で胸一杯美味しい空気を吸い込んだ。 | ||
黒檜山と駒ケ岳 |
大沼はほぼ完全結氷しているが、今年は湖上に賑いはない。山頂に厳しい寒さはなく、珍しく暖かい紅茶とサンドイッチにあんころモチの昼食は素手で食べても、まったく問題なかった。 |
地蔵岳の象徴(旧) | 地蔵岳の象徴(新) |
山頂に建てられた塔二題。二基の石塔と二基のアンテナタワー、どちらを美しいと感じ居心地がいいと感じるかは個人のセンスと気分次第。今日は両方とも悪くなかった。 |
バックは谷川岳 | 霧氷と長七郎岳山頂 |
広い山頂を軽く一巡り。谷川岳は山頂を広がり始めた雪雲に覆われていたが、雪化粧した草津白根、四阿山、浅間山などよく見えた。 小沼と長七郎を覗いて下る。 |
山頂のアンテナ群 | さあ帰ろう |
霧氷にサヨナラ | 影って下手なスケッチより面白い。 今年もよろしく |
下りは用心深く注意しながら歩いても、わずか35分、車で小鳥が島の赤城神社に参拝して、まず今日の好天に感謝。今年のご挨拶(いろいろお願い)。橋のたもとから見上げる黒檜山と駒ケ岳につづく稜線はまだ真っ白だった。今日黒檜山を歩いた人は素晴らしかっただろうね。 | ||
赤城神社前の橋のたもとから黒檜山の稜線 |
(大沼の氷上に地味な風除けテントが6基ほどあって人もいたから、おそらくワカサギを釣って、放射能の追跡調査をしているのかもしれない。まさか喜んで食べる人はいないだろうからね。) |