2011.08.29(月) 霧が峰・車山散歩 八ヶ岳中信公園


 まだ時間が早ので少し寄り道。車山肩駐車場が空いていたので車を止め、車山へのハイキングコースを歩いて見る。往きの車の中から近くを飛ぶアサギマダラを見ていたので捜しながら歩く。(車山肩駐車場にはドライブイン・チャプリン、裏の林の中にヒュッテコロボックルがある。)


車山肩駐車場 車山ハイキングコース


 マツムシソウが沢山咲いている。やっぱりマツムシソウがなくちゃなあと言う感じ。アキノキリンソウ、ハバヤマボクチ(葉場山火口と書くそうだ)のツボミ、ヤマハハコ、高原の斜面にはアサギマダラが大好きなヨツバヒヨドリの花の群落が続いている。


アキノキリンソウ マツムシソウ


ハナイカリ 約2000mの高原を越えてゆくアサギマダラ


  歩き始めると、捜すまでもなくアサギマダラが次々現れる。斜面のヨツバヒヨドリでエネルギーを蓄えて峠を越えて行くようだ。飛び立つとぐんぐん高度を上げて白い積雲の中へ消えてゆく。勿論風に乗って距離を伸ばすのだろうが、あんな飛び方でひと風吹いたらどうなるのだろうと気にかかる。彼らは空を旅する天才だ。あの小さな体のどこにそんな能力が隠されているのだろう。それにしてもいったい何処へ行こうというのだろう。


 
マツムシソウとアサギマダラ    ヨツバヒヨドリとアサギマダラ


 アサギマダラは中々近寄らせてくれない。上のマツムシソウのアサギマダラは、妻が撮ったもので1m位まで接近できた。蝶を追って二人でデジカメを振り回していたら、子供たちの団体が下って来た。先を歩く先生が「50人ほど通りますがよろしく」とわざわざ挨拶してくれた。ワイワイガヤガヤ生徒たちが歩いて行く間、アサギマダラはそれを気にする様子もなく道端のヨツバヒヨドリで蜜を吸っている。通り過ぎたのでそっと近づこうとしたら、さっさと飛び立ってしまった。憎いね。


アサギマダラ アサギマダラ


 アサギマダラを探していたら、偶然毛虫をくわえたホオアカが草むらから顔を出した。ホオアカ ゲット。庭や何時もの公園にいる鳥と違う鳥に会えたのもうれしい。


ホオアカ アサギマダラを探す人


 チャプリンで一休み。帰途に就く。


クジャクチョウ ハバヤマボクチ


 女神湖の道はもうコスモス街道になっている。


コスモス 道端のフシグロセンノウ






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