03.10.17(FRI) 戦場ヶ原 日光

 私たち夫婦にあまり歩かない付録一人を加えて、3人で小田代ヶ原から戦場ヶ原をハイキングした。戦場ヶ原の紅葉は唐松に移っており終盤である。
コース:小田代ヶ原バス停10:00→泉門池11:00−11:30→赤沼駐車場12:30

千手ヶ浜行きのハイブリットバスが出る赤沼駐車場は、ウイークディでも満杯で入れない。少し先の路肩の広くなったところに駐車して歩いて戻る。一時間に一本のバスはギュウギュウ詰めの満員。小田代ヶ原は紅葉の盛りは過ぎているので降りる人は少なく、降りるのも大変だが、小田代ヶ原からからも乗る人が多いので、立っている人は悲惨な状況で出発していった。この程度で驚くにはあたらない。
マガモが遊ぶ戦場ヶ原湯川畔 03.10.17

 車で金精峠を越える前、丸沼スキー場のロープウエイで日光白根山が見える展望台まで上って見た。昨年の春登ったとき朝は霧で見えず、帰りにここから見た白根山の印象が強かったので、朝の美しい斜光に輝く、紅葉に浮かぶ白根山をイメージして上がったのに、展望台に立ってみて愕然とした。ここから見る白根山は西向きで朝は逆光なのである。要するに昼になればトップライトで午後は正光ということで、この位置から斜光で白根山が見えることは無いようである。しかしまあ眼下にスケールの大きい丸沼周辺の紅葉を見下ろしながら、しばしの空中散歩も悪くは無かった(負け惜しみ?)。
小田代ヶ原と男体山
小田代ヶ原付近


 泉門池の周辺も整備されて明るくなり、湧水口まで行けるようになっていた。最近どこでも小学生の団体さんが多い。運良くあいたベンチで用意したお弁当を広げたが、結構ハイカーも多くて、この時間何時までものんびりベンチを占領しているのが申し訳ないような気分にさせられる。
戦場ヶ原の鹿

 戦場ヶ原でまた鹿に会った。今度は木道のすぐ近くに4,5頭居て人を恐れる様子はまったくない。一昔、ふた昔前は、猿丸太夫の”声聞くときぞ秋は悲しき”がぴったりの世界だったのに、数年後には観光客にすり寄って餌をねだるのだろうか。何年か前の台風で流されてしまった湯川の水草(バイカモ?)がかなり元に戻ってきて、豊かに水底でゆれています。魚がたくさん育ちそうでこれはいいですね。
立ち木観音付近
方等滝?
 ハイキングは短時間なので帰りは中善寺湖畔の立ち木観音により、いろは坂を下って足尾経由で帰った。中禅寺湖周辺からいろは坂は紅葉の真っ盛りです。車を止める場所が無くて残念だけど、いろは坂から見える大薙の風景も何時もながら迫力です。足尾の紅葉はこれからでした。




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