03.09.09(TUE) 谷川岳 上越国境

 本当に吃驚、今度は買ったばかり(3ヶ月たってない)のコンピュータのハードディスクが壊れてしまった。苦労した設定や引越も無駄になり、最近の写真、メールデータ等すべて失ってしまった。修理はただハードデスクを交換するだけで13日もかかり、この腹立たしさ何処にぶつけたらいいのだろう。
 コンピュータの無い晴れた一日、今年も一度はと思っていた谷川岳にやっと行けた。
 

コース:天神峠リフト山頂8:20→熊穴沢避難小屋9:10→天狗の留まり場9:50→肩の小屋10:55→山頂(トマの耳)11:05−12:05→肩の小屋12:15→熊穴沢避難小屋13:30→天神平ロープウエイ山頂駅14:20 (所要時間6時間)

 駐車場はがらがらだが、8時営業開始のロープウエイを待っている人が2〜30人いた。ロープウエイの架け替え工事で邪魔な木の伐採等が始まっている。
天神峠から谷川岳

 何時もはロープウエイの駅から歩き出してしまうが、久しぶりにリフトに乗り継いで天神峠へ上った。さすがに展望がよく谷川連峰が一望できる。せっかくリフトで上っても歩き始めると大分下ってしまうのが残念だが、晴れていたら天神峠から登ったほうが楽しい。
 ゆっくり写真を撮ってみんなの後について登る(下る?)。我々が天狗の留まり場あたりで一休みしているころ先頭はすでに肩の小屋あたりにいる。その次のピークの大岩を越えた頃にはすでに下ってくる人がいる。この人たちは午前中で往復してしまうのだろう。そのあたりで例の3000回登頂の人達と出会った。最近はペアで登っているらしい。さすがに3000回だから谷川岳に行くたびに出会う。

俎ー、川棚の頭の稜線とナナカマド 山頂(トマの耳)
アルバム
トリカブト


オキの耳までは行かず中間で食事。
オキの耳と東尾根

肩の小屋


 肩の小屋は一世代前とはすっかりイメチェンできれいに新しくなった。管理人さんも常駐で宿泊も食事もOKだそうだから、普通の山小屋と変わらない。我々素人にも心強い限りである。


 我々が下るころには肩の小屋周辺はガラガラで、暑さに水を飲みすぎて不足してしまったのでジュースを買ったり、ついビールに手が出たりしてオジカ沢の頭の稜線に湧き上がる白雲を眺めながらゆっくりしてしまった。
 程よい数の登山者とすれ違いながら下ってくると、天狗の留まり場の少し上で一目でかなりのご高齢とわかる4人組のパーティに出会った。しんがりをどっしりゆっくり登ってきた男性に今日は泊りですかと声をかけたら、あなたたちも下るんでしょう?私たちも下りますよ。とのこと。ちなみにおいくつですかと聞いたら84歳です。と答えられた。まさに戦争を生き抜き日本を再建した古強者たちである。元気だなあ!!。私も84で谷川岳に登ることを目標にこれからを生きよう。


 帰りに谷川温泉の湯テルメによってきた。谷川温泉には何度か来たが湯テルメは初めて。たまたますいていたせいかも知れないが、駐車場は広いし中もきれいで、豊かな緑の中の野天風呂もいい。風呂から上がって伸び伸びゆっくりくつろげる場所が無いのが難点といえば難点かもしれない。
 いろいろ印象の深い人たちと出会ったが、湯テルメでは山頂で会った、千葉から来た私たちよりずっと若いご夫婦と再会した。
山頂のリンドウ:何リンドウというのだろう?




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