03.06.20(FRI)           霧ケ峰・八島湿原            霧ケ峰
  山靴を買い換えたので試し履きに行きたいけど天候は今一だし、結構忙しくて(見栄?)なかなか出掛けられない。台風が来ていたけど20日は何とか晴れるらしい。台風一過の好天を期待して霧が峰にレンゲツツジを見に出かけた。ツツジは赤城山で充分と思っていたので、霧ケ峰や高ボッチ山がレンゲツツジの名所だなんて行こうと思うまで知らなかった。何年歩いたって勉強しない奴はなにも知らない。ただ歩けば健康にいいと思っているだけ。でもそれじゃ空しいし話しもふくらまないよね。反省・・・。ところで山靴の寿命ってどれくらいなんだろうね。
コース:
(1) 白樺湖ロイアルヒルスキー場の駐車場から八子ヶ峰遊歩道をスキー場上のレンゲツツジ群生地まで散策、往復40分。
(2) 霧ケ峰強清水駐車場からグライダー滑空場、格納庫付近を散策、往復40分。
(3) 八島湿原駐車場から八島湿原一周、1時間15分。
6月20日の八島湿原
  知らないって恐ろしいね。白樺湖畔に着いたけどレンゲツツジなんてどこにも咲いていない。一寸心配になりました。霧ケ峰に向かって昔の料金所あたりまで登って行ったら、やあ!咲いてた咲いてた。
  白樺湖の対岸の山の上が真っ赤になっています。スキー場の上なので車で行けるでしょう。Uターンしてスキー場へ。スキー場の駐車場から八子ガ峰遊歩道をスキー場の上まで歩きました。スキー場は山籠を背負った山菜取りの小父さんと我々二人だけでした。まずはレンゲつつじに埋もれて満足。で改めて白樺湖の対岸の霧ヶ峰のほうを見たら何と車山から向こうは真っ赤です。その規模はこのスキー場の比ではありません。知ってたら、或いは車でもう一つカーブを回っていたら、このスキー場に来る事は無かったでしょう。
  さて今度こそ霧ケ峰のレンゲツツジに向かって再度Uターンです。霧ケ峰のレンゲツツジの規模とその雰囲気は僕のカメラでは表現できません。まだの方は是非時期を選んで出掛けてみて下さい。  
八島湿原のアヤメ
霧ケ峰滑空場のレンゲツツジ
強清水駐車場付近のレンゲツツジ
  八島湿原はレンゲツツジとアヤメのシーズンです。グンナイフウロも咲いていますがそれを除くとあまり目立つ花はありません。コバイケイソウもほんの僅か2〜3本咲いているのを見ただけでした。一周約1時間で靴の試し履きには丁度良い距離です。うん、うん、なかなかいい履き心地です。また当分安心して山歩きが楽しめそうです。

  さて山靴の寿命なんて分らないよね。山靴と言ったって一括りには出来ないし、山行スタイルだって、使用頻度だって千差万別。結局履いている本人が寿命と納得した時が寿命だね。
  だけど2年ほど前ポリウレタンのミッドソールの剥がれが問題になりかけたとき、所謂この「ギョウカイ」が連名で山の雑誌Y誌に「お知らせとお願い」という広告を出したの覚えてる? その数ヶ月後同じY誌は[あなたの登山用具は大丈夫ですか?」と言う記事を出してるよね。そこでこの「お知らせとお願い」を念を入れて詳しく書いているんだけど、それによると「一度も履いていない新品の状態でも剥離は発生する」なんてことが平気で書いてあって、僕を含めて”そんな靴”を購入していた人にとっては寝耳に水で”えーっ!!!”てなもんだよね。これは寿命とか耐久性とか言う以前の問題で、こんなことがホントなら、そんなもの商品じゃないよね。点検して下さいなんて言う前に即刻全品回収、返金or相当品に交換というのが筋じゃないの。山登りのプロはそんな柔な靴はく訳ないから、大方”そんな靴”を買ったのは街の”信頼できる山屋さん”に勧められて、なけなしの小遣いをはたいた素人の中高年の小父さん小母さんだよね。僕は買ってから7〜8年も経っていたから尚更心配、でも”その割りにはもってるじゃん”だけど、買ったばかりの人はかなり腹を立てたり不安で気が塞いだんじゃないかな。未組織中高年登山者に対しては”口を極めて”安全を”啓蒙”しているY誌のことだから、ただただ登山者のため、読者のため”啓蒙”のための記事であることを疑うつもりは無いけど、”遭難の状況、その原因、責任の所在、対策”を鋭く解析して見せるY誌らしくもなく、その後の突っ込みは皆無だよね。Y誌も「ギョウカイ」誌?で客観的なマスコミたり得ずということなのでしょう。この問題その後どうなったの? 今だって街の”信頼できる山屋さん”でそんなような靴、売ってるよね。それにしても「お知らせとお願い」には、ご丁寧に山好き御用達の一流ブランドの「ロゴ」がずらりと並んでいて、一社からも「そんな馬鹿なことはことはない。」という反論がなかったのは、愛用者に対する裏切りだよね。登山者の安全を守る最重要アイテムを担うプロとしての責任感も誇りも無いのか、なんて大上段に振りかぶるのは野暮ってもんかな。まあその後この問題は「ギョウカイ」の目論見通り、素人にはなにも分らずうやむやに鎮火したようなので、大方のメーカーもそれなりにプロの仕事だけはしていたということなのでしょう。ご同慶の至りと言うべきでしょうか。

 
  さてお腹がへっ込んだところで気分直しにデザートとコーヒーです。
白樺湖畔の路側帯の植え込みとして咲いていたタカネバラ
  強い風で不安定だった天気も帰りに蓼科牧場に寄る頃には安定して、スッキリした青空に白い雲が踊っていました。ジャージー種の子牛、愛子様ならずとも手を出したくなる可愛さですね。
ジャージー種の子牛。2歳だそうです。
蓼科牧場の青空
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