03.05.28(WED)           黒檜山              赤城山
  季節の変わり目か何となく体調が悪く意欲が無い。前立腺だの皮膚だの不眠だのと飲みつづけている薬のせいかもしれない。それとも定年ボケなのだろうか、記憶力の低下はただ事じゃない。一人で黒檜へ取り付いたものの最初から山頂は諦めている。とにかく毎年見ているミツバツツジとシロヤシオに会いに猫岩の上まで行って見よう。
コース:黒檜山登山口 11:15→猫岩11:45-12:50→登山口 13:05
猫岩までの登山道の途中にある一本のミツバツツジ、たまに来て花の時期にピッタリ会わせるのは難しい。
  花の季節なのでウィークデイでも人出は多い。途中の箕輪の駐車場は既に満パイであった。荒山高原のレンゲツツジやヤマツツジはきっと満開なのだろう。黒檜はもう下ってくる人も多く、”上の方はまだ咲いてないよ” と教えてくれる。宇都宮から来た私より高齢と思われる御夫婦に会った。”遠いんだけど赤城はいい山だからよく来るんだよ”と、元気に私を追い越して登って行った。赤城を誉められと悪い気はしない。
  猫岩の上部でおにぎりを食べていると男性が一人で登ってきて一緒に食事を始めた。”赤城は近いから出るのが遅くなっちゃって”と彼が言うのが言い訳っぽく聞こえるのは、私も何となく気にしているからである。若い頃山岳部で山歩きをしたTさん御夫妻などは、近い山でもきっちり早立ちを守っている。
  ゴヨウツツジはミツバツツジと違って大木になる性格らしく、荒山でも黒檜でも伸び伸び育った木が多い。「群馬の山歩き130選」には小野子山の樹齢約800年と言われるシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の大木が紹介されているが、まだ見てない。来年は狙って見るか・・・ニヤリ、笑ったな鬼め!
猫岩のゴヨウツツジ
猫岩のミツバツツジ:
  毎年同じような構図の写真で定点観測の様だが、昨年は主役だった左側にあったミツバツツジの木は、根が浮いて枯れてしまった。今年主役の右側の2本も、1本は首が無いのがお分かりだろうか。一期一会、生者必滅のならいとは言え寂しい事である。
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