02.05.22(WED)             大沼一周ピーク巡り               ( 赤城山 )
  朝、妻をフォークダンスに送ってから車を飛ばして赤城道路を新坂峠へ駆け上る。今日は新緑の山を眺めながら新坂峠から大沼・小沼周りのピーク巡りに挑戦。
コース:新坂峠10:00→地蔵岳10.50→小沼湖畔→長七郎山11:50→鳥居峠→駒ヶ岳登山口13:00→駒ヶ岳14:00→黒桧山15:00→五輪峠16:10→陣笠山→薬師岳→出張山→沼尻17:20→新坂峠17:50 (所要時間7時間50分)



登山口&駐車場:新坂峠地蔵岳登山口
  赤城山の山歩きでは様々なコース設定が可能で、大沼・小沼周りの全ピークに挑戦と言っても全々力む必要はない。途中で疲れたり時間が切れたら大沼湖畔に下り湖畔道路を回って戻るだけのこと。湖畔を歩くのがいやになったら大同でコーヒーでも飲みながらバスを待つ手もある。
  と言う事で気楽に出かけました。ピーク一周と言うからには、出張峠からは沼尾川に下って、鍬柄山に登り返して新坂峠へ戻りたいと漠然と考えていましたが、僕の体力やペースでは時間的に無理で、出張峠から大沼湖畔に下りて新坂峠まで車道を戻りました。

アルバム
  山頂は粕川中の皆さんでいっぱいです。展望台から黒桧山の写真を撮ってデジカメに時間を記録してほとんど休まず小沼に下りました。

  小沼湖畔で一服。誰もいない湖畔に一人で立つと少々感傷的になります。吹き渡る風がさざなみを立てて、沢音のようなかすかな音を立てています。
増水していて水際を回れないので林道に戻ると粕川中の皆さんも同じ所へ下りてきました。
   長七郎の山頂には思ったより沢山の人がいて、食事をしたり、大きな三脚に乗せたカメラで写真を撮っていたり様々でした。私もお腹が重くなるのは嫌なので半分程食事をし、15分ほど足を伸ばして寝てました。

   長七郎から鳥居峠に下る道はスミレやオオカメノキの花が沢山咲いています。
駒ヶ岳の登山道に入るとミツバツツジが咲きはじめています。まだ蕾みの硬い木も沢山あって当分楽しめそうです。

   駒ヶ岳の登山道は現在改良工事中です。歩きやすい木の階段が沢山作られています。上の鉄梯子の近くまで工事が進んでいました。昔この手の仕事は腰に鉈を下げた年配の小父さん達の仕事だった様な気がします。今は流行りのカラフルで派手なボッカ姿のチャパツの若いお兄さん達が、7〜8人でチームを組んで汗を流しています。感謝。
   黒桧からの下り道もミツバツツジが楽しめます。しかしまだ少し早く盛りは後一週間くらい後でしょう。すぐ下に赤城道路が見えた所で登山道をショートカットし、藪こぎして車道に出て五輪峠に向かいました。
五輪峠から陣笠山の道は南に面しているせいかミツバツツジの開花は進んでいました。
陣笠山山頂付近からの鳥居峠を見返した風景です。好きな眺めです。

   右は出張峠の案内板です。案内板の左手(深山バス停)に向かい、沼尾川まで下りて鈴ヶ岳と鍬柄山のコル(オオダオ)まで登り返し、鍬柄山を越えて新坂峠へ戻るコースが頭の中にはあったのですが、無理をせず右手(大沼湖尻バス停)に向かって下りました。
  湖尻の沼尾川の水門の所からの夕日に染まった黒桧山です。1日無事に気持ち良く歩けた事を赤城山の神様に感謝して、今日も終わりです。青木旅館の前の自販機で冷たいものを買って、それを飲みながら新坂峠まで一登りでした。
   駒ヶ岳山頂で関西から来た私より年配と思われるご夫婦に会いました。昨日浅間に登り今日は赤城だそうです。100名山をやっているのでしょう。明日は天気が悪くなりそうなので帰ると言っていました。

   黒桧の山頂手前の見晴の良い鳥居の所では、埼玉から来た若い人に会いました。私もここで残りの昼食を済ませて一休みです。本当の山頂へは寄らずここから下ります。
  新坂峠を粕川中学の皆さんに5分ほど遅れて出発し後に付いて登りました。皆さんそろって無事地蔵岳完登。今日は少年の家に一泊して明日は黒桧山へ登るとのこと、健闘を祈ります。

オオカメノキ(ムシカリ)の花:地蔵岳への登り、小沼から鳥居峠への下り道ではオオカメノキはかなり優勢で良く目立ちます。
登山口で遭遇した粕川中の皆さん
駒ガ岳登りのミツバツツジ
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