02.03.06(WED)           菅  峰                吾妻
  本当は王城山に登るつもりで出かけた。王城山は長野原の林集落から登るが初めてなので登山口も駐車場も解らない。探しまわってそれは確認できたが時間が中途半端になってしまったので、様子の解らない王城山はやめ、以前歩いたことのある菅峰に寄ってみることにした。菅峰は吾妻川を挟んで王城山と向き合っている。
コース:須賀尾峠12:25→山頂14:40→須賀尾峠16:15 (所要時間3時間50分)

標準コースタイム 2時間50分(夏)

菅峰は山の北面を登るためほとんど全コース雪がついていた。(ワカンで歩いた)

駐車場・トイレ:特に無い。須賀尾峠は道幅が有るので路側に駐車。
山頂稜線の緩斜面:林の向こうは白根山
  登り道はつづら折れなど無いだらだらの一本道である。頂上稜線直下の北面の登りは傾斜が急な上、谷が深いので緊張する。稜線に出れば唐松と雑木の林の中の広い緩斜面である。山頂はその続きで山頂らしい特徴は何も無い。山頂を少し過ぎると尾根が狭まって林の梢の向こうに白く光る浅間の北面が目の前である。
菅峰山頂1475m
浅間の北面:テラテラ光る雪面は中々の迫力だが、生憎雲が張りついてよい写真が撮れず残念。
  吾妻渓谷は八場ダム工事が本格化して落ち着きが無い。今まで対岸に渡る橋など一本も無かった所に信じられないような立派な橋が次々完成している。これほど違うかと言うほどの大盤振る舞いである。それだけに工事するほうも道路の要所要所にガードマンを張りつけたりして、地元民や観光で訪れる車に大変気を使っているのがよく解る。
 
  王城山のふもとの林集落の「御塚」の前で、林道工事の現場事務所の人と思われる二人連れに対岸の須賀尾峠へ行く道を聞くと、解りずらいので案内しますから付いてきて下さい、と気軽に林道入り口まで連れて行ってくれた。その上、上のほうは雪が残っているかもしれないから気を付けて下さい、と言って私が走り出すまで見送ってくれた。本真もんである。念が入ってる。若い人なのに本当に親切で感謝感激である。又須賀尾峠までの林道の立派な事(地図で見ると国道406号線なので当然か)、利用する方としては快適この上ないが昭和10年代の貧乏性としては複雑な心境である。
菅峰から見た榛名山:丁度前橋から見る榛名山を裏側から見ている。
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